神大が満を持して奏でる稀代の名曲、磨きの掛かるシンフォニックな響き
亡き愛娘を追悼しつつ、新しい未来への希望を綴ったバーンズの名曲「交響曲第3番」は、もはや吹奏楽を代表する傑作と言っても過言ではありません。あまたの大作に挑み続けてきた神奈川大学吹奏楽部が満を持して同曲を取り上げた18年1月の定期演奏会。日本を代表する吹奏楽団が奏でるシンフォニックで圧倒的なサウンドが、稀代の名曲の真髄を余すところなく引き出しています。ゆかりある真島俊夫のマーチ、ヴェルディとサン=サーンスの古典、コンクール全国大会金賞受賞曲である高昌帥「マインドスケープ」など、神大らしさに溢れる魅力的なプログラムのコンサートを記録したライブアルバムです。


●曲目●

[1] ニューイヤー・マーチ (真島俊夫)

[2] 歌劇「運命の力」序曲 (ジュゼッペ ヴェルディ/編曲:フランコ チェザリーニ)

[3] ウインドオーケストラのためのマインドスケープ (高 昌帥)

[4] フランス軍隊行進曲 (カミーユ サン=サーンス)

交響曲第3番 作品89 (ジェイムズ バーンズ)
[5] I. Lento - Allegro Ritmico
[6] II. Scherzo - Allegro moderato
[7] III. Mesto (for Natalie)
[8] IV. Finale - Allegro giocoso

[9] ラデツキー行進曲 (ヨハン シュトラウス1世)


指揮 : 小澤俊朗
神奈川大学吹奏楽部

神奈川大学吹奏楽部 第53回定期演奏会
2018年1月4日　横浜みなとみらい 大ホールにてライブ収録