邦人オリジナル吹奏楽コンサート　21世紀の吹奏楽“響宴”作品
多くの優れた邦人作品を発表している「21世紀の吹奏楽“響宴”」の2009年第12回作品として選ばれた作品です。「スカイブルー・ファンファーレ」という名のごとく、全体が清々しく爽やかな曲調が魅力。期待感を持たせる序曲的部分に、作曲者がイメージしたという大空を駆け巡る軽快なメロディー。中間部は木管楽器によって優しく美しく奏でられていきます。コンサートのオープニングにはぴったりな一曲。馴染みやすいフレーズが多用されているので演奏しやすく、難易度も高くないので多くのバンドにレパートリーとしてもオススメできる作品です。新進気鋭の新人、柿崎希夢の希望に満ちたデビュー作。作曲家の母校である秋田県湯沢市立湯沢北中学校のために書き下ろされました。

柿崎希夢　プロフィール
1986年秋田県湯沢市生まれ。秋田県湯沢市立湯沢北中学校、秋田県立湯沢高等学校を経て、2005年名古屋芸術大学短期大学部音楽科弦管打コースに入学。07年卒業後、08年名古屋芸術大学音楽学部演奏学科弦管打・バンドディレクターコース（サクソフォーン専攻）に編入。
第29回読売中部新人演奏会出演、第20回アジア国際文化芸術フェスティバル「新人賞」受賞。サクソフォーンを古溝徹、三日月孝、吹奏楽指導法を小野川昭博、吹奏楽編曲法、作曲法を鈴木英史、各氏に師事。
現在、名古屋芸術大学音楽学部在学中、愛知県扶桑町立扶桑北中学校吹奏楽部講師。