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ラヴェル バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 第二組曲
真島俊夫 編曲 演奏時間 約18:00 グレード 5
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ラヴェル バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 第二組曲

真島俊夫 編曲 演奏時間 約18:00 グレード 5

 曲目解説
「ダフニスとクロエ」は、ロシアバレエ団のセルゲイ・ディアギレフの依頼を受けて、ラヴェルが1912年に作曲したバレエ音楽である。当時は、芸術の各分野の交流が盛んだった時代であり、「ベル・エポック(よき時代)」と呼ばれていた。ラヴェル自身もこの曲の作曲意図については、単なるバレエの付随音楽ではなく、「音楽の巨大な壁画を作曲することだった」と述べている。
 ラヴェルは「ダフニスとクロエ」で、バレエ音楽としては革新的に合唱を取り入れているが、歌詞を全くつけず楽器の一つとして扱っている。その試みからは、この「巨大な壁画」に究極の色彩感を追い求めようとした、彼の強いこだわりを感じ取ることができる。
 また、当時はすでにワーグナーが創始した「楽劇」というスタイルが確立しており、ラヴェル自身もまたバレエ音楽における新たな総合芸術を模索していたのであろう。
 このバレエは、古代ギリシャを舞台に、羊飼いの青年ダフニスと少女クロエの恋愛物語を描いており、第二組曲はバレエ全曲のなかの第3幕をほぼそのまま用いている。
「夜明け」では、岩を流れるせせらぎと昇る朝日の美しい描写の中、パンの神によって海賊から救い出されたクロエが、ダフニスと感動の再会をする。そして、ふたりがパンの
神のかつての叶わぬ恋を叶えていく場面を「無言劇」でロマンチックに演じてみせて感謝の心を捧げた後、「全員の踊り」で歓喜の大乱舞となっていく。
 この編曲は創価グロリア吹奏楽団からの委嘱によるものである。
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