CACG-0258
【CD】真島俊夫 巴里の幻影 -珠玉の作編曲選-/ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ
ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ
指揮 : 松元宏康
CAFUAとブリッツフィルの初コラボレーション!
真島俊夫の作曲史を優れた演奏で評価する一枚
2016年春、CAFUAレコードは「ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ」音楽監督の松元宏康さんと話し合いを重ねました。CAFUAとブリッツで手を組んで、レコーディングや演奏会をしようじゃないか。じゃあ、どんな企画だと実現できるだろう。CAFUAとブリッツの組み合わせでなければ出来ない事は何か、様々な案を出し合っている最中、真島俊夫先生の訃報に接しました。真島先生に感謝の気持ちを伝えたい、真島先生の作品を未来に伝えていきたいという思いから、「真島俊夫プロジェクト」を実施する運びとなりました。
その後は真島先生の作品を片っ端から聞き、何度も松元さんと話し合いを重ねました。「三つのジャポニスム」など盛んに演奏される作品をあえて曲目に加えず、「宝島」のようなポップス作品も取り上げず。名曲として後世に残さなくてはいけない、そして「作曲家・真島俊夫」の道標として欠かせない作品を集めたい。それなら「巴里の幻影」か、それに「三日月に架かるヤコブのはしご」も取り上げたい、フランス作曲家のアレンジ作品も収録したい…。最終的に、5曲のオリジナル作品と、2曲のアレンジ作品を取り上げる事になりました。2日間に渡るセッションレコーディングを実施し、その直後にブリッツの「第28回定期演奏会」(2016年11月30日)を開催。演奏会後は「こんなブリッツの音は聞いたことがない」という高い評価をたくさん頂きましたし、松元さんご自身も同じ手ごたえを感じてらっしゃったようでした。
今回収録した曲の中でも、サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」の吹奏楽編曲は、生前真島先生が耳にする事がかなわなかった作品。ヴァイオリンソロのヴィルトゥオーゾ的作品を吹奏楽だけで演奏する、非常に難易度の高い編曲を、松元氏の素晴しい解釈とブリッツフィルの見事な演奏で完璧に再現しています。
ブリッツフィルとしては、約6年ぶりの本格的なセッションレコーディングを実施。同団音楽監督であり、国内主要オーケストラへの客演も盛んな新進気鋭のマエストロ、松元宏康さんのタクトと相まって、プロならではの高い技術力と音楽性で真島氏の音楽を深く掘り下げ、いつまでも色あせる事のない作品群から最高の彩りとサウンドを導き出しています。
●曲目●
[1] 三日月に架かるヤコブのはしご
Jacob's Ladder to a Crescent
[2] さくらの花が咲く頃
A Season in the Bloom of Cherry Blossoms
巴里の幻影
Mirage Paris
[3] 1.サン・ジェルマン・デ・プレ
[4] 2.メディシスの泉(リュクサンブール公園)
[5] 3.モンマルトル - テルトル広場
[6] 五月の風
Concert March 'Sweet Breeze in May'
[7] ニライカナイの海から
From the Sea of NIRAIKANAI (Legendary Paradise of Okinawa)
[8] 序奏とロンド・カプリチオーソ
Introduction et Rondo Capriccioso
カミーユ・サン=サーンス / 編曲 : 真島俊夫
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲
Daphnis et Chlo, Fragments Symphoniques : 2e Srie
モーリス・ラヴェル/編曲 : 真島俊夫
[9] 夜明け
[10] 無言劇
[11] 全員の踊り
ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ
指揮 : 松元宏康
2016年11月28、29日 川崎市・麻生市民館 大ホールにて収録
真島俊夫 (作・編曲家)
Toshio Mashima, Composer & Arranger
吹奏楽の為のオリジナルやジャズ・ポップスの作品が多く、過去に吹奏楽コンクール課題曲が3曲ある。代表作としては2001年に東京佼成ウインドオーケストラに書いた『三つのジャポニスム』、2006年にフランスのリールで開催された「第2回クー・ド・ヴァン国際作曲コンクール」に於いてグランプリを受賞した『鳳凰が舞う』、2008年にブラジルのトム・ジョビン音楽学校からの委嘱で書いた、マリンバとバンドの為の協奏曲『大樹の歌』、2011年に東京佼成ウインドオーケストラに書いた『地球-美しき惑星』等がある。
2016年4月没。
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真島俊夫の作曲史を優れた演奏で評価する一枚
2016年春、CAFUAレコードは「ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ」音楽監督の松元宏康さんと話し合いを重ねました。CAFUAとブリッツで手を組んで、レコーディングや演奏会をしようじゃないか。じゃあ、どんな企画だと実現できるだろう。CAFUAとブリッツの組み合わせでなければ出来ない事は何か、様々な案を出し合っている最中、真島俊夫先生の訃報に接しました。真島先生に感謝の気持ちを伝えたい、真島先生の作品を未来に伝えていきたいという思いから、「真島俊夫プロジェクト」を実施する運びとなりました。
その後は真島先生の作品を片っ端から聞き、何度も松元さんと話し合いを重ねました。「三つのジャポニスム」など盛んに演奏される作品をあえて曲目に加えず、「宝島」のようなポップス作品も取り上げず。名曲として後世に残さなくてはいけない、そして「作曲家・真島俊夫」の道標として欠かせない作品を集めたい。それなら「巴里の幻影」か、それに「三日月に架かるヤコブのはしご」も取り上げたい、フランス作曲家のアレンジ作品も収録したい…。最終的に、5曲のオリジナル作品と、2曲のアレンジ作品を取り上げる事になりました。2日間に渡るセッションレコーディングを実施し、その直後にブリッツの「第28回定期演奏会」(2016年11月30日)を開催。演奏会後は「こんなブリッツの音は聞いたことがない」という高い評価をたくさん頂きましたし、松元さんご自身も同じ手ごたえを感じてらっしゃったようでした。
今回収録した曲の中でも、サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」の吹奏楽編曲は、生前真島先生が耳にする事がかなわなかった作品。ヴァイオリンソロのヴィルトゥオーゾ的作品を吹奏楽だけで演奏する、非常に難易度の高い編曲を、松元氏の素晴しい解釈とブリッツフィルの見事な演奏で完璧に再現しています。
ブリッツフィルとしては、約6年ぶりの本格的なセッションレコーディングを実施。同団音楽監督であり、国内主要オーケストラへの客演も盛んな新進気鋭のマエストロ、松元宏康さんのタクトと相まって、プロならではの高い技術力と音楽性で真島氏の音楽を深く掘り下げ、いつまでも色あせる事のない作品群から最高の彩りとサウンドを導き出しています。
●曲目●
[1] 三日月に架かるヤコブのはしご
Jacob's Ladder to a Crescent
[2] さくらの花が咲く頃
A Season in the Bloom of Cherry Blossoms
巴里の幻影
Mirage Paris
[3] 1.サン・ジェルマン・デ・プレ
[4] 2.メディシスの泉(リュクサンブール公園)
[5] 3.モンマルトル - テルトル広場
[6] 五月の風
Concert March 'Sweet Breeze in May'
[7] ニライカナイの海から
From the Sea of NIRAIKANAI (Legendary Paradise of Okinawa)
[8] 序奏とロンド・カプリチオーソ
Introduction et Rondo Capriccioso
カミーユ・サン=サーンス / 編曲 : 真島俊夫
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲
Daphnis et Chlo, Fragments Symphoniques : 2e Srie
モーリス・ラヴェル/編曲 : 真島俊夫
[9] 夜明け
[10] 無言劇
[11] 全員の踊り
ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ
指揮 : 松元宏康
2016年11月28、29日 川崎市・麻生市民館 大ホールにて収録
真島俊夫 (作・編曲家)
Toshio Mashima, Composer & Arranger
吹奏楽の為のオリジナルやジャズ・ポップスの作品が多く、過去に吹奏楽コンクール課題曲が3曲ある。代表作としては2001年に東京佼成ウインドオーケストラに書いた『三つのジャポニスム』、2006年にフランスのリールで開催された「第2回クー・ド・ヴァン国際作曲コンクール」に於いてグランプリを受賞した『鳳凰が舞う』、2008年にブラジルのトム・ジョビン音楽学校からの委嘱で書いた、マリンバとバンドの為の協奏曲『大樹の歌』、2011年に東京佼成ウインドオーケストラに書いた『地球-美しき惑星』等がある。
2016年4月没。