曲目解説

この作品の作曲家レオー・ヴェイネル（1885~1960)はハンガリー出身の作曲家、指揮者、音楽教育者として多くの作品や音楽教育に関する著書なども残した。その作風は、トランシルヴァニアの民族音楽やフランス印象主義音楽の影響を受けながらも、簡潔な構成と旋律的・和声的な魅力を失わず、同年代のバルトークやコダーイとは異なり、あくまでもロマンティックな様式による、１９世紀的な国民音楽の作曲家である。
ハンガリー民俗舞曲 op.18 は、ハンガリーの伝統的な旋律やリズムをもとにした４曲で構成された組曲の管弦楽作品である。
この編曲は、１、３、４よりの抜粋で、横浜ブラスオルケスターのために作られ、2025年同団定期演奏会にて初演された。(近藤久敦)






編成
Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
Cor Anglais
Bassoon 1
Bassoon 2
Clarinet in E♭
Solo Clarinet in A 1
Solo Clarinet in A 2
Clarinet in B♭ 1
Clarinet in B♭ 2
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1
Alto Saxophone 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet in C 1
Trumpet in C 2
Flugelhorn 1
Flugelhorn 2
Horn 1
Horn 2
Horn 3
Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
Contrabass
Timpani
Snare drum
Crash Cymbals
Bass Drum
Suspended Cymbal
Triangle
Tambourine
Castanets
Glockenspiel
Harp
Celesta

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