新しい時代の風を受けて、高輪台は輝ける未来へ「飛勝」する !
東海大付属高輪台高校吹奏楽部のアルバム「スパイラル」シリーズ第19作は、フランス語で「紺碧、瑠璃色」を意味する「アズール」。明るさの中にも深みを感じる、21年度吹奏楽部を象徴するタイトルです。吹奏楽コンクール自由曲として5年連続で福島弘和に委嘱した新作「風の時代」には、個性と多様性を尊び新しい時代を切り開いて欲しいという福島の願いが込められています。実際、客演指揮・中村俊哉のタクトで紡がれるドビュッシー「喜びの島」と芳賀傑「水面に映るグラデーションの空」を聞くと、歴史と伝統を積み重ねた吹奏楽部にも新時代の風が吹き始めている事を予感させます。なお、マーチングコンテスト用に委嘱された「メテオライト」も福島の新作です。ライナーノーツは畠田貴生先生をはじめ指揮をされた先生方へのインタビューで構成。収録曲への思いはもちろん、「飛勝」をスローガンに活動してきた1年間を振り返り、豊かな精神性を育んできた生徒たちの成長と進化についても語って頂きました。


●曲目●

ライブレコーディング
[1] 吹奏楽のための「エール・マーチ」
《YELL MARCH》 for Wind-Brass Ensemble
宮下秀樹
Hideki Miyashita

[2] 風の時代
Time goes by
福島弘和
Hirokazu Fukushima

[3] アレルヤ!ラウダムス・テ
Alleluia! Laudamus Te
アルフレッド・リード
Alfred Reed

[4] 喜びの島
L’Isle joyeuse
クロード・ドビュッシー/編曲:真島俊夫
Claude Debussy/arr. Toshio Mashima

[5] 水面に映るグラデーションの空
Le ciel dgrad se dissout la surface de l’eau
芳賀 傑
Takashi Haga

セッションレコーディング
[6] メテオライト 〜永遠に煌めく太陽の炎〜
Meteorite
福島弘和
Hirokazu Fukushima

[7] 交響曲第1番「指輪物語」 より
Symphony No.1 “The Lord of the Rings”
ヨハン・デ・メイ
Johan de Meij

[8] 沢地萃
Taku Chi Sui
天野正道
Masamicz Amano

[9] 歌劇「ザンパ」序曲
“Zampa” Overture
フェルディナン・エロルド/編曲:ヴィル・ヴァン・デル・ビーク
Ferdinand Hrold/arr. Wil van der Beek

[10] スパイラル・アズール
Spirale d’azur (Spiral Azure)
鈴木英史
Eiji Suzuki


指揮 : 畠田 貴生([1]〜[3]、[9]、[10])
　　　　島川 真樹([6]、[7])
　　　　川村 伸彦([8])
客演指揮:中村 俊哉([4]、[5])
オルガン:大木 麻理([3])

東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部

2022年1月6日　第32回定期演奏会 ミューザ川崎シンフォニーホールにてライブ収録([1]〜[5])
2022年1月9日　KOTORIホール(昭島市民会館)にて収録([6]〜[10])