CSP-023
【クラリネットとピアノ】クラリネットとピアノのための「エチュード・ファンタジック」 (野呂望)【販売楽譜】
クラリネットとピアノ / 野呂 望 作曲 演奏時間 約8:00
ゆったりとしたパヴァーヌと、急速なタランテラを組み合わせた作品です。
テクニカルなアプローチで生まれた音楽がどのようなものになりうるか、じっくりと味わいつつ奏でてみて下さい。
全体的に、優雅で上品な雰囲気です。
【楽曲解説】
2014年4月作曲。同年6月、昭和音楽大学第16回作曲学科作品発表にて初演。
原曲はヴァイオリンが独奏である、《ヴァイオリンとピアノのための「エチュード・ファンタジック」》として作曲され、2019年10月、これをもとにB♭クラリネット版が制作されました。
初演時、作曲者は学部3年次でしたが、当時まだあまり書き慣れていなかったピアノと弦楽器に対する自身への課題の意味も含め作曲いたしました。
題名について、「ファンタジック」は和製英語であり、正しく言えば「ファンタスティック」となりますが、日本人がより感じやすい「ファンタジー」の感覚に近い前者を採用いたしました。もちろん「ファンタスティック」と解釈しても問題ありません。(野呂 望)
Ⅰ. ラヴェルの名によるパヴァーヌ
M.ラヴェルが1909年に作曲したピアノ作品《ハイドンの名によるメヌエット》とその作曲技法に敬意を表し、同じ技法を用いて“RAVEL”の5文字に音を当てはめ作曲。“DAAEE”の5つの音列が基本形、反行形、逆行形と姿を変えながら様々な箇所に配置される。
Ⅱ. タランテラ
へ短調、ロンド形式。無窮動のごとく進み続ける音楽はクライマックスでヘ長調となり、同時に再現された第1楽章の主題と共に華々しく曲のラストを飾る。
● フルート&ピアノ版はこちら
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テクニカルなアプローチで生まれた音楽がどのようなものになりうるか、じっくりと味わいつつ奏でてみて下さい。
全体的に、優雅で上品な雰囲気です。
【楽曲解説】
2014年4月作曲。同年6月、昭和音楽大学第16回作曲学科作品発表にて初演。
原曲はヴァイオリンが独奏である、《ヴァイオリンとピアノのための「エチュード・ファンタジック」》として作曲され、2019年10月、これをもとにB♭クラリネット版が制作されました。
初演時、作曲者は学部3年次でしたが、当時まだあまり書き慣れていなかったピアノと弦楽器に対する自身への課題の意味も含め作曲いたしました。
題名について、「ファンタジック」は和製英語であり、正しく言えば「ファンタスティック」となりますが、日本人がより感じやすい「ファンタジー」の感覚に近い前者を採用いたしました。もちろん「ファンタスティック」と解釈しても問題ありません。(野呂 望)
Ⅰ. ラヴェルの名によるパヴァーヌ
M.ラヴェルが1909年に作曲したピアノ作品《ハイドンの名によるメヌエット》とその作曲技法に敬意を表し、同じ技法を用いて“RAVEL”の5文字に音を当てはめ作曲。“DAAEE”の5つの音列が基本形、反行形、逆行形と姿を変えながら様々な箇所に配置される。
Ⅱ. タランテラ
へ短調、ロンド形式。無窮動のごとく進み続ける音楽はクライマックスでヘ長調となり、同時に再現された第1楽章の主題と共に華々しく曲のラストを飾る。
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