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クレイドル・ダンス 【金管5重奏-アンサンブル楽譜】
朴守賢 作曲 演奏時間 約4:30
4,400円(税込)
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CEM-065
クレイドル・ダンス 【金管5重奏-アンサンブル楽譜】

朴守賢 作曲 演奏時間 約4:30

ゆりかごでまどろんでいた頃、世界は優しく、毎日が新しい冒険で満ちていた――
幼子の目に映る世界、親の目に映る世界を、懐かしさでつつんで歌いあげる金管5重奏曲。


【曲目解説】
この作品は、富山県出身の金管奏者からなる金管五重奏団「Brass Collection」からの委嘱を受け、2015年に作曲、同年9月に富山県にて初演されました。
Cradle(クレイドル)とは、ゆりかごのことです。モチーフの断片が、ゆりかごに揺られるように反復しながら音楽が形成されていくことから、この名を付けました。
イントロダクションの「Gently」で、ゆりかごですやすや眠る赤ん坊を想起させるような柔らかい音楽が提示されます。主部の「Lively」では、ひとたび目を覚ました赤ん坊が元気に遊ぶ様とでもいいましょうか、踊ったり遊んだり、そんなイメージを持ってみてもいいかもしれません。基本的にはこのゆりかごの作法により音楽は流れ、その流れの中で和声もできあがりますが、「Elegantly」の部分は初めから明確な和声進行の下に作られています。ここは赤ん坊ではなくそれを眺める親の心境といいましょうか、我が子を愛おしく思うようなそんなイメージが似合うと思います。それらの部分が繰り返し、最後は「More Lively」で明確なヘ長調になり、明るく締めくくられます。
上記のようなイメージは、決して作曲時に持っていたわけではありませんが、当時3歳の息子が仕事部屋に頻繁に遊びに入ってきたり、すやすや昼寝する姿を眺めながら作曲していたためか、自然とこのような説明になってしまったかもしれません。(朴守賢)
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