曲目解説
アンダンテ ― アレグロ・ヴィヴァーチェ
ハ長調。序奏付きソナタ形式。

1824年の夏、当時15歳のメンデルスゾーンは、北ドイツのメクレンブルク＝フォアポンメルン州ロストック群にあるバート・ドベラーンへ避暑に旅行した際に、同地の吹奏楽団のために作曲しました。この時の楽譜は失われ、1826年に復元。さらに1838年に改訂されました。
当初は11人の編成で「ノクトゥルノ（夜想曲）」という題名でしたが、後に23本の管楽器と打楽器の形態になり「ハルモニムジークのための序曲（現:吹奏楽のための序曲）」となりました。

現在では、大編成という形で取り上げられる機会がありますが、小編成（最少20名）のバンドでも是非この作品に触れてもらえたらと思い、編曲いたしました。



編成
Piccolo
2 Flutes
2 Oboes (Optional)
2 Bassoons (Optional)

3 Clarinets in B♭
Bass Clarinet in B♭

Soprano Saxophone in B♭ (Optional)
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭

2 Trumpets
2 Horns in F
2 Trombones

Euphonium
Tuba
String Bass (Optional)

Snare Drum, Triangle
Crash Cymbals

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