日本の吹奏楽150年と、神大30回金賞を記念する特別なライブ録音
全日本吹奏楽コンクールで30回金賞受賞の偉業を成し遂げた神奈川大学吹奏楽部。2019年1月の定期演奏会は、日本の吹奏楽発祥150年も重なり、まさに特別な夜となりました。フェントンが作曲した初代「君が代」や歴代吹奏楽コンクール課題曲を並べたプログラムは、吹奏楽をアカデミックな視点で見つめ直す貴重なもの。メイン曲は、金管アンサンブルによる華やかなサウンドが印象的なヤナーチェク「シンフォニエッタ」と、神大とゆかりの深い真島俊夫初期の傑作「巴里の幻影」。コンクール金賞受賞曲であるドビュッシー「海」も交え、歴史と伝統に裏打ちされた神大の奥深さに圧倒される1枚です。


●曲目●

[1] 祝典序曲 (ドミトリ ショスタコーヴィチ)

<日本の吹奏楽発祥150年目にあたって>
[2] 礼式曲「君が代」 (ジョン ウィリアム フェントン)
[3] 見よ、勇者は帰りぬ オラトリオ「マカベウスのユダ」より (ゲオルグ フリードリッヒ ヘンデル)
[4] 行進曲「大日本」 (齊藤丑松)
[5] 行進曲「大空」 (須摩洋朔)
[6] ジュビラーテ (ロバート ジェイガー)

[7] 3つの交響的素描「海」より 第3楽章 風と海との対話 (クロード ドビュッシー)

シンフォニエッタ (レオシュ ヤナーチェク)
[8] 1. Allegretto(ファンファーレ)
[9] 2. Andante(城)
[10] 3. Moderato(王妃の僧院)
[11] 4. Allegretto(街頭)
[12] 5. Andante con moto Allegretto(市庁舎)

巴里の幻影 (真島俊夫)
[13] 1. サン・ジェルマン・デ・プレ
[14] 2. メディシスの泉(リュクサンブール公園)
[15] 3. モンマルトル-テルトル広場

[16]「パリの喜び」より カンカン (ジャック オッフェンバック/マニュエル ロザンタール)

演奏:神奈川大学吹奏楽部
指揮:小澤俊朗
共演:東京都立片倉高等学校吹奏楽部　東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部 [1]

神奈川大学吹奏楽部 第54回定期演奏会
2019年1月4日　東京芸術劇場 コンサートホールにてライブ収録