コーポロン&昭和音大、新時代の幕開け
日本初演2曲を含む2010年定期演奏会ライブ

価値ある作品の日本初演やバンドクリニックへの出演等、確実にその名を広げ高い芸術性が評価されている昭和音楽大学。ユージーン・コーポロンを招いての2010年ライブです。
ソロクラリネットをフューチャーしたマカリスターの「フリーバーズ」は日本初演。2本のクラリネットをエレキギターに模して技巧的なパッセージを奏でる注目作です。もう一つの日本初演はボルコムの「交響曲第1番」。深いテーマに裏づけされた迫力のある楽曲を見事に表現しています。その他にも美感に訴える後藤洋の秀作、ジャズに関わりのある音楽家たちへのオマージュ「キャッツ・テイルズ」など多彩なプログラム。
洗練されたサウンドと高度な技術が昇華され、より際立つ音楽性で聴く人を魅了させる一枚が完成しました。


●曲目●

[1] カーニバル (ポール・バスラー)

[2] 彼方の祝祭 (後藤 洋)

キャッツ・テイルズ (ピーター・グレアム)
[3] I. カタロニア
[4] II. キャットウォーク
[5] III. スキャット!
[6] IV. キャットナップ
[7] V. トッカータ

[8] カテドラル (キャスリン・サルフェルダー)

[9] フリーバーズ (スコット・マカリスター)
　　　ソロクラリネット:原 浩介(1st)、渋谷圭祐(2nd)

吹奏楽のための交響曲第1番 (ウィリアム・ボルコム)
[10] I. あぁなんと落ちぶれた時代、あぁなんと自堕落な風習よ
[11] II. 暗黒のスケルツォ
[12] III. アンダンティーノ・パストラーレ
[13] IV. 葬送行進曲と踊り

[14] マローの道楽者 (ルロイ・アンダーソン)

[15] イーヴラー・エルヴス (ジェイムズ・ケイズィック)


指揮:ユージーン・M・コーポロン([1],[2],[8]〜[13],[15])
　　　福本信太郎([3]〜[7], [14])
演奏:昭和ウインド・シンフォニー


2010年5月21日　昭和音楽大学吹奏楽団　第11回定期演奏会
テアトロ ジーリオ ショウワにてライブ収録