壮大なスケール感で鮮やかに描く「宇宙」
新しい魅力を詰め込んだ待望の12枚目

常に挑戦を掲げてきた土気シビックウインドオーケストラ。待望の12枚目のアルバムは、注目の人気作品や過去の名作など幅広く盛りだくさんのプログラムでお届けします。

往年の名曲「セイント・アンソニー・ヴァリエーション」やポップス調の課題曲の皮切りとなった「ポップス・オーバーチュア『未来への展開』」に加え、新アレンジ楽曲「ラ・ボエーム」や「天王星」にも注目です。

さらにVol.7に続きP・スパークの難曲「宇宙の音楽」に挑戦。その世界観を壮大なスケール感で表現し、洗練されたサウンドで聴き手を離しません。

今回のゲストは京都市交響楽団首席クラリネット奏者の小谷口直子。卓抜したテクニックと美しい音色で、酒井格の「ちびクラと吹奏楽の為のちっちゃな協奏曲」で「ちびクラ」ことEsクラリネットを見事に歌いあげその新たな魅力を奏でます。 誰もが魅了される土気シビックの音楽。深みと輝きを増し、これからもさらなる飛躍を見せてくれることでしょう。

●曲目●
[1] セイント・アンソニー・ヴァリエーション (ウィリアム・H・ヒル)

[2] ポップス・オーバーチュア「未来への展開」 (岩井直溥)

[3] 宇宙の音楽 (フィリップ・スパーク)

[4] 行進曲「風の音に乗って」 (渡部哲哉)

[5] ちびクラと吹奏楽の為のちっちゃな協奏曲 (酒井 格)

[6] 歌劇「ラ・ボエーム」より (ジャコモ・プッチーニ/編曲:樽屋雅徳)

[7] ヘイ! (ティモシー・マー)

[8] 鳳凰が舞う 印象、京都 石庭 金閣寺 (真島俊夫)

[9] 組曲「惑星」より'天王星〜魔術の神' (グスターヴ・ホルスト/編曲:堤 慎吾)


小谷口直子 (クラリネット) ([5])
指揮:加養浩幸
演奏:土気シビックウインドオーケストラ

2008年2月2、3日 東金文化会館にて収録