10人の名手、荘厳かつ圧倒的な音世界

在京のオーケストラで活躍するホルン奏者で結成されたアレキサンダーホルンアンサンブルジャパン。メンバー全員アレキサンダーのホルンを使用し、均質の音楽的コンセプトをもったアンサンブルを展開します。
古典から現代作品までの幅広いレパートリーと、3人から10人で奏でるアレキサンダーサウンドを収めたアルバムです。ブラームスやワーグナーではホルンのもつ豊かな音色が存分に活かされており、温かく重厚なサウンドが魅力。一方ベートーヴェンの三重奏曲では、きめ細やかな表現で聴く者の心を奪います。ホルンの魅力を最大限に活かした小林健太郎の作品は、楽器の持つ新たな一面を伺える一曲です。
アレキサンダーならではのダイナミックな表現と機能性の高いアンサンブルの融合は、ホルンアンサンブルの新たな指標となる一枚を完成させました。


1. ローマの謝肉祭（L.H.ベルリオーズ／編曲：バーナード・ロビンソン）
2. ホルン4重奏のためのバガテル（ヘルマン・ノイリンク／編曲：小林健太郎）
3. 交響曲第3番より　第4楽章（J.ブラームス／編曲：バーナード・ロビンソン）
4. 三重奏曲　Alelgro（L.v.ベートーヴェン／編曲：フリードリヒ・グンベルト）
5. 三重奏曲 Adagio cantabile
6. 三重奏曲 Menuetto, Allegro molto.Scherzo
7. 三重奏曲 Finale, Presto
8. ホルン10重奏のための断章「葛藤」（小林健太郎）
9. 歌劇「タンホイザー」ハイライト（R.ワーグナー／編曲：ハンス・ホンブシュ）

演奏:アレキサンダーホルン アンサンブルジャパン
阿部雅人、有馬純晴、今井 仁志、大東 周、勝俣 泰、金子典樹、竹村淳司、野見山和子、久永重明、和田博史

2006年9月25〜27日　埼玉・富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ メインホールにて収録