巨匠・コーポロンを迎えた昭和音楽大学第6回演奏会のライブ

ユージーン・コーポロンを指揮者に迎え、積極的な新作への取り組みが注目されている昭和音楽大学。2005年のライブも日本初演が5曲と、非常に注目度の高いプログラムが話題となりました。 グランザムやマッキーの個性光る新作や、ガンドルフィの「ヴィエントス・イ・タンゴス」は情熱的なスペインのタンゴを管楽器のみで演奏するという精密なオーケストレーションで特筆すべき一曲です。日本人の若手作曲家、八木澤教司の作品も大いに注目。 ジャンルを超えた吹奏楽の無限の可能性を強く感じる一枚となりました。


●曲目●

[1] ヴォイス・オブ・ザ・シティ (リチャード・ダニエルプール)

[2] ルクス・アルムクェ (エリック・ウィテカー)

シー・ドリフト (アンソニー・アイアナコーン)
[3] I.いつまでも揺れやまぬゆりかごから
[4] II.夜の浜辺にて
[5] III.すべての海に寄せる歌

[6] バロン・シミティエールズ・マンボ (ドナルド・グランザム)

[7] レッドライン・タンゴ (ジョン・マッキー)

[8] 日本民謡による幻想曲-「砂山」の主題による (サミュエル・ヘイゾ)

[9] ヴィエントス・イ・タンゴス (マイケル・ガンドルフィ)

[10] 空中都市「マチュピチュ」-隠された太陽神殿の謎 (八木澤教司)

[11] ナヴァル・ブルー (真島俊夫)


指揮:ユージン・M・コーポロン ([1]〜[6],[8]〜[11])
福本信太郎 ([7])
演奏:昭和ウインド・シンフォニー

2005年6月20日 東京オペラシティ コンサートホールにてライブ収録