シンフォニック・バンド至宝が聴かせる、色彩感あふれる「海」

2003年世界吹奏楽大会(WASBE)に続き2004年ミッドウェスト・バンド・クリニックへの出場を果たした神奈川大学吹奏楽部。海外からも注目を集める彼等の初めてのセッションレコーディングによる意欲作がついに完成。「海」と「サロメ」は全日本吹奏楽コンクール全国大会で、それぞれ過去2度の金賞に輝いた思い入れの強い作品です。音楽に対する真摯な姿勢と一切の妥協を排し作り上げてきた神大サウンドは、驚くほど色彩感豊で求心力の強い熱い音楽を聴かせます。

●曲目●

[1] 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲 (オットー・ニコライ/編曲:小澤俊朗)

3つの交響的素描「海」 (クロード・ドビュッシー/編曲:小澤俊朗 ・中村俊哉)
[2] I.海上の夜明けから正午まで
[3] II.波の戯れ
[4] III.風と海との対話

[5] 楽劇「サロメ」より 7つのヴェールの踊り (リヒャルト・シュトラウス/編曲:小澤俊朗)

三つのジャポニスム (真島俊夫)
[6] I.鶴が舞う
[7] II.雪の川
[8] III.祭り

[9] 交響曲第4番 作品36より フィナーレ (ピョートル・イリイッチ・チャイコフスキー)


指揮:小澤俊朗
演奏:神奈川大学吹奏楽部

2004年9月19,20日 神奈川大学2号館ホールにて収録