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ベルリオーズ ローマの謝肉祭
鈴木英史 編曲 演奏時間 約9:00 グレード 5
33,550円(税込)
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ベルリオーズ ローマの謝肉祭

鈴木英史 編曲 演奏時間 約9:00 グレード 5

原曲の良さが際立つ鈴木英史の名アレンジ

曲目解説
ベルリオーズの和声配置は大変独特な配置が多く、ともするとアマチュアの様な拙い配置が散見されます。今回アレンジに当たって、ベルリオーズが要求している「色合い」を吹奏楽で表現するには、ほぼ全ての箇所の配置を変更する必要がありました。弦楽器では問題なく「響く」配置も、管楽器の集合体では「全く響かない」ということは皆さんも経験していることでしょう。オーケストラの音符を「移す」だけでは音楽を伝える事にはならない、これは編曲だけではなく、演奏にも言えることです。
「ローマの謝肉祭」は、1838年作曲の歌劇「ベンヴェヌート・チェリーニ」の旋律を元に1843年に単独の管弦楽曲として作ったもの。失敗におわった歌劇とは裏腹に初演から大成功でしたが、それは「ローマ」から想像される明るい音色と、タンバリンを多用したイタリア民族舞踏「サルタレロ」のリズムが後半に用いられていること、等が見事に合致した作品であるからでしょう。
演奏に当たっては、華やかさを出そうと力みすぎることのないよう、美しいアタックを心がけることが必要です。特に後半はフォルテが続くので、上手に抜きどころを感じる事が軽やかさと華やかさを産むコツになると言えましょう。(鈴木英史)

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