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【レンタル楽譜】C.M.v.ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲(中橋愛生)
中橋愛生 編曲 演奏時間:約10:00 グレード 4
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【レンタル楽譜】C.M.v.ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲(中橋愛生)

中橋愛生 編曲 演奏時間:約10:00 グレード 4

曲目解説
「魔弾の射手」は、ドイツの作曲家ウェーバー(1786-1826)が1821年に発表したオペラ。ウェーバーは39歳という若さで没しているが、80曲以上の作品を遺しており、特にオペラはモーツァルトからワーグナーに至るまでのドイツ・オペラの伝統を紡ぐものとして高く評価されている。
 特に重要な作品である「魔弾の射手」は、17世紀半ばのボヘミアを舞台に、ドイツ伝承に登場する「7発中6発が狙い通りに必ず当たるが最後の1発は悪魔の意のままに命中する」という「魔弾」を使った狙撃手を主人公とするオペラ。全3幕のオペラそのものも傑作だが、特にその序曲は独立して演奏されることも多い。冒頭近くにあるホルン四重奏が特に印象的に響くが、この部分はマルコ福音書14章36節が歌詞として与えられて、賛美歌「主よ御手もて引かせ給え」ともなっている。また、日本でも明治期に佐佐木信綱によって歌詞が付けられ「秋の夜半(よわ)」という唱歌となっている。
 この編曲は2013年に陸上自衛隊中央音楽隊の委嘱により作成された。基本的に原曲に忠実なものであるが、弦楽器特有のトレモロによる表現を再現するために種々の工夫が凝らしてある。また、原曲にはアーティキュレーション等の不整合が散見されるが、それらはそのままにしてある。原曲で弦楽器に付されていたスラーもそのまま記されているため、演奏に際しては適切なタンギング・スラーを設定し直す必要がある。(中橋愛生)

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