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【レンタル楽譜】R.ワーグナー 歌劇「ローエングリン」より(近藤久敦)
近藤久敦 編曲 演奏時間:約7:00 グレード 4+
曲目解説
《ローエングリン》は、R.ワーグナーがヨーロッパに中世から伝わる“聖杯騎士の伝説”に基づいて書きあげた自身のドイツ語台本と音楽による、全3幕からなるロマンティック・オペラです。1846年から1848年にかけてドレスデンで作曲され、1850年にワイマールで初演されました。
舞台は10世紀初めのアントウェルペン(アントワープ)。ブラバント公国の王女エルザは、公位継承者である弟ゴットフリートを殺害した嫌疑をかけられるが、エルザの呼びかけに応えて現れた謎の騎士(聖杯の騎士ローエングリン)の助けを得て、神前試合で自らの無実を証明する。騎士は王女が彼の素性を尋ねないことを条件に王女にかかる疑いを晴らし、王女と結婚してブラバント公国の保護者となることを約束していたが、公位を狙う伯爵テルラムントとその妻で魔女のオルトルートに唆された王女が誓いを破って騎士にその素性を問いただしたため、騎士は自身の素性を明かした上で聖杯城へと去り、王女エルザは悲しみのあまり絶命してしまう。
《ローエングリン》は後にワーグナーが提唱した「楽劇」ではなく、明確にオペラであると定義できる最後のワーグナー作品であり、その前奏曲や《エルザの夢》、《婚礼の合唱》などは特に有名です。
この編曲は、第一幕冒頭、第二幕(『エルザの大聖堂への行列』というタイトルで吹奏楽でも有名)中盤、そして第二幕フィナーレより構成されており、2017年に横浜ブラスオルケスターのために作りました。(近藤久敦)
※この商品にはシステム利用料(1曲あたり税込550円)が含まれています。
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《ローエングリン》は、R.ワーグナーがヨーロッパに中世から伝わる“聖杯騎士の伝説”に基づいて書きあげた自身のドイツ語台本と音楽による、全3幕からなるロマンティック・オペラです。1846年から1848年にかけてドレスデンで作曲され、1850年にワイマールで初演されました。
舞台は10世紀初めのアントウェルペン(アントワープ)。ブラバント公国の王女エルザは、公位継承者である弟ゴットフリートを殺害した嫌疑をかけられるが、エルザの呼びかけに応えて現れた謎の騎士(聖杯の騎士ローエングリン)の助けを得て、神前試合で自らの無実を証明する。騎士は王女が彼の素性を尋ねないことを条件に王女にかかる疑いを晴らし、王女と結婚してブラバント公国の保護者となることを約束していたが、公位を狙う伯爵テルラムントとその妻で魔女のオルトルートに唆された王女が誓いを破って騎士にその素性を問いただしたため、騎士は自身の素性を明かした上で聖杯城へと去り、王女エルザは悲しみのあまり絶命してしまう。
《ローエングリン》は後にワーグナーが提唱した「楽劇」ではなく、明確にオペラであると定義できる最後のワーグナー作品であり、その前奏曲や《エルザの夢》、《婚礼の合唱》などは特に有名です。
この編曲は、第一幕冒頭、第二幕(『エルザの大聖堂への行列』というタイトルで吹奏楽でも有名)中盤、そして第二幕フィナーレより構成されており、2017年に横浜ブラスオルケスターのために作りました。(近藤久敦)
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