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【レンタル楽譜】吹奏楽の為のアニマ(朴 守賢)
朴 守賢 作曲 演奏時間 約9:30 グレード 5
曲目解説
アニマとはラテン語で「生命」「魂」等を表す語で、イタリア語の音楽用語としてもよく登場します。本作は性格の違う「アニマ」に関わる副題を持った(ほぼ)途切れない3楽章から成ります。
1. Animandoは、有名なAnimatoと同じく「生き生きと、活気をもって」等と訳されますが、語尾の「-ndo」はCrescendo等で想像できるように、進行形を表します。冒頭ティンパニが始まりを告げると、弱奏から特徴的なリズムの動機と即興的なフレーズが絡み合い “poco a poco animando” さながら徐々に高潮していきます。
2. Con animaは、しばしばAnimatoと混同されがちですが、その実は異なり、直訳すれば「魂と共に」となるように深淵な精神性が伴います。木管の室内楽的なフレーズの連結から徐々に増す豊潤な響きの中、1楽章の動機から派生した短い歌を歌います。
3. Animatoの生命力は動きのある状態を指します。活発なテンポでしばしば変拍子を伴いながら、1楽章の動機が再び登場して豪快なフィナーレに向かいます。(朴 守賢)
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アニマとはラテン語で「生命」「魂」等を表す語で、イタリア語の音楽用語としてもよく登場します。本作は性格の違う「アニマ」に関わる副題を持った(ほぼ)途切れない3楽章から成ります。
1. Animandoは、有名なAnimatoと同じく「生き生きと、活気をもって」等と訳されますが、語尾の「-ndo」はCrescendo等で想像できるように、進行形を表します。冒頭ティンパニが始まりを告げると、弱奏から特徴的なリズムの動機と即興的なフレーズが絡み合い “poco a poco animando” さながら徐々に高潮していきます。
2. Con animaは、しばしばAnimatoと混同されがちですが、その実は異なり、直訳すれば「魂と共に」となるように深淵な精神性が伴います。木管の室内楽的なフレーズの連結から徐々に増す豊潤な響きの中、1楽章の動機から派生した短い歌を歌います。
3. Animatoの生命力は動きのある状態を指します。活発なテンポでしばしば変拍子を伴いながら、1楽章の動機が再び登場して豪快なフィナーレに向かいます。(朴 守賢)