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【レンタル楽譜】協奏的タブロー 〜ウインドオーケストラのための〜(柳田孝義)
柳田孝義 作曲 演奏時間 約7:00 グレード 3+
曲目解説
この作品は文教大学吹奏楽部の委嘱によって作曲し、同団体によって初演されました。その後、改定版が日本現代音楽協会主催の「東京現代音楽祭・現代日本の吹奏楽」で東京佼成ウインドオーケストラによって演奏され、CDになっています。また今回、CAFUAレコードからの楽譜出版にあたり、再び文教大学吹奏楽部を私自身で指揮したCDが発売されていますのでご参考にしていただければと思います。
曲は次の4つの楽想からできています。
1.ティンパニの緩やかなソロと、吹奏楽器が次第に加わって高揚する部分
2.木管楽器のソロと鍵盤打楽器による異国的な旋律が流れる部分
3.変拍子を多用した急速な部分と、続く金管楽器によるコラールの部分
4.再び異国的旋律が流れ終結に向かう部分
タイトルの「タブロー」とは絵画的描写という意味です。いずれの場面でもいくつかのパートが協奏的に重なり展開していく構成になっています。
演奏にあたっては、変拍子の急速なパッセージを明瞭に表現すること、またコラールにあるカノン風な高揚感をダイナミックに表現することなどに気をつけていただきたいと思います。(柳田孝義)
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この作品は文教大学吹奏楽部の委嘱によって作曲し、同団体によって初演されました。その後、改定版が日本現代音楽協会主催の「東京現代音楽祭・現代日本の吹奏楽」で東京佼成ウインドオーケストラによって演奏され、CDになっています。また今回、CAFUAレコードからの楽譜出版にあたり、再び文教大学吹奏楽部を私自身で指揮したCDが発売されていますのでご参考にしていただければと思います。
曲は次の4つの楽想からできています。
1.ティンパニの緩やかなソロと、吹奏楽器が次第に加わって高揚する部分
2.木管楽器のソロと鍵盤打楽器による異国的な旋律が流れる部分
3.変拍子を多用した急速な部分と、続く金管楽器によるコラールの部分
4.再び異国的旋律が流れ終結に向かう部分
タイトルの「タブロー」とは絵画的描写という意味です。いずれの場面でもいくつかのパートが協奏的に重なり展開していく構成になっています。
演奏にあたっては、変拍子の急速なパッセージを明瞭に表現すること、またコラールにあるカノン風な高揚感をダイナミックに表現することなどに気をつけていただきたいと思います。(柳田孝義)