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【レンタル楽譜】紺碧の波濤(長生 淳)
長生 淳 作曲 演奏時間 約12:00 グレード 5
曲目解説
この曲は創価グロリア吹奏楽団より委嘱を受け、そして「こういった曲を」というテーマを戴いて書いたものです。そのテーマは「悲劇の英雄」。これは誰しも思い描くものがそう変わらないもののようでいて、しかし案外人によって、誰を思い浮かべるかが違うのではないでしょうか。どういうところに英雄らしさを感じるか。それが、結構違うからなのだと思います。私は、どの人というのではありませんが、悲劇の中にあって、運命をうらむのではなく静かに受け入れる、そんな人物に憧れを感じます。それは諦めとは違い、背筋がすっと伸びた生き方で、凛とした気概、と言ってもいいかもしれません。そんな英雄が、暗い波濤に滅びの予感を重ねて見据え、静かに受け入れつつも、さすがに胸の内には様々な思いが去来する・・・といったところを描いたのが曲の前半で、後半では、その波濤の真っただ中に入っていきます。
(長生 淳)
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この曲は創価グロリア吹奏楽団より委嘱を受け、そして「こういった曲を」というテーマを戴いて書いたものです。そのテーマは「悲劇の英雄」。これは誰しも思い描くものがそう変わらないもののようでいて、しかし案外人によって、誰を思い浮かべるかが違うのではないでしょうか。どういうところに英雄らしさを感じるか。それが、結構違うからなのだと思います。私は、どの人というのではありませんが、悲劇の中にあって、運命をうらむのではなく静かに受け入れる、そんな人物に憧れを感じます。それは諦めとは違い、背筋がすっと伸びた生き方で、凛とした気概、と言ってもいいかもしれません。そんな英雄が、暗い波濤に滅びの予感を重ねて見据え、静かに受け入れつつも、さすがに胸の内には様々な思いが去来する・・・といったところを描いたのが曲の前半で、後半では、その波濤の真っただ中に入っていきます。
(長生 淳)