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【レンタル楽譜】星の王子さま(樽屋雅徳)
樽屋雅徳 作曲 演奏時間 約9:30 グレード 4+
<楽曲解説>
サン=テグジュペリ作の同名の童話「星の王子さま」を基に作曲をしました。曲は大きく5つ場面に分かれています。
まず冒頭からアレグロに入るまでは序奏(グロッケン、ヴィブラフォン、ピアノ)はこの曲の主となる「星の王子さま」のテーマです。「星の王子さま」なので、重たくならずやさしく丁寧に表現できるよう心がけましょう。
アレグロに入ってアダージョまではお話の中の「ぼく」が飛行機を操縦している場面です。Gの部分は飛行機で一回転しているような場面、アレグロ部分後半のトロンボーンのグリッサンドは飛行機がエンジントラブルを起こしサハラ砂漠に着陸する様子です。打楽器と低音は歯切れよく、特に低音は反応が遅く聴こえがちなので八分音符などの輪郭をはっきり出すようにし、打楽器はアクセントが付いている音符と付いていない音符との差を上手くつけて演奏できると良いでしょう。メロディもスタッカートやアクセントの吹き分けに注意し、対旋律とのバランスをとれると、打楽器、低音、メロディ、対旋律がとても良く噛み合って聴こえると思います。Jのコラールは「星の王子さま」のテーマの拡大です。ここは軽くならずたっぷりと歌いこんでください。和音が短2度でぶつかるところが何ヶ所かありますが、2度でぶつかっている音のバランスの取り方に注意してください。片方が大きすぎたりしないように。
Kからは砂漠で「星の王子さま」が「ぼく」に『ねえ、ねえ、ヒツジの絵を描いてよ』と話しかけ、その二人が会話をしている場面です。ここもスタッカートやアクセントやスラーなどのアーティキュレーションに注意して可愛く表現できると良いと思います。Pのピアノのソロからは「王子さま」が星に帰る切ない場面です。メロディだけでなくすべてのパート「歌心」をたくさんこめて響きを大切に大切に演奏してください。
5つの場面をそれぞれイメージしながら演奏するとよりいっそう深い表現ができると思います。
(樽屋雅徳)
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サン=テグジュペリ作の同名の童話「星の王子さま」を基に作曲をしました。曲は大きく5つ場面に分かれています。
まず冒頭からアレグロに入るまでは序奏(グロッケン、ヴィブラフォン、ピアノ)はこの曲の主となる「星の王子さま」のテーマです。「星の王子さま」なので、重たくならずやさしく丁寧に表現できるよう心がけましょう。
アレグロに入ってアダージョまではお話の中の「ぼく」が飛行機を操縦している場面です。Gの部分は飛行機で一回転しているような場面、アレグロ部分後半のトロンボーンのグリッサンドは飛行機がエンジントラブルを起こしサハラ砂漠に着陸する様子です。打楽器と低音は歯切れよく、特に低音は反応が遅く聴こえがちなので八分音符などの輪郭をはっきり出すようにし、打楽器はアクセントが付いている音符と付いていない音符との差を上手くつけて演奏できると良いでしょう。メロディもスタッカートやアクセントの吹き分けに注意し、対旋律とのバランスをとれると、打楽器、低音、メロディ、対旋律がとても良く噛み合って聴こえると思います。Jのコラールは「星の王子さま」のテーマの拡大です。ここは軽くならずたっぷりと歌いこんでください。和音が短2度でぶつかるところが何ヶ所かありますが、2度でぶつかっている音のバランスの取り方に注意してください。片方が大きすぎたりしないように。
Kからは砂漠で「星の王子さま」が「ぼく」に『ねえ、ねえ、ヒツジの絵を描いてよ』と話しかけ、その二人が会話をしている場面です。ここもスタッカートやアクセントやスラーなどのアーティキュレーションに注意して可愛く表現できると良いと思います。Pのピアノのソロからは「王子さま」が星に帰る切ない場面です。メロディだけでなくすべてのパート「歌心」をたくさんこめて響きを大切に大切に演奏してください。
5つの場面をそれぞれイメージしながら演奏するとよりいっそう深い表現ができると思います。
(樽屋雅徳)