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【レンタル楽譜】原石の未来(清水大輔)
清水大輔 作曲 演奏時間 約8:00 グレード 5
曲目解説
この作品は2004年、昭和音楽大学ウィンドオーケストラの委嘱により同年11月に完成しました。タイトルの『原石の未来』の『原石』とは夢を持ちそれに対して惜しみない努力をしている人達の事を指します。そのような人達の未来には何が待っているのか・・・もちろんこの作品では必ず夢は叶うと言う意味で書いています。
曲は全体の力強い8分音符で始まり、その後民族風なピッコロのソロを挟みリズミカルな伴奏の中でホルンが旋律を高らかに歌い上げます。いったん盛り上がりますがすぐに遮断されフルートの悲しげなソロの後、夢に向かい立ち上がる人へ後押しするような旋律を挟みメインとなるコーラスへと進みます。ここでは木管のみで静かに歌い、ホルンのきっかけにより夢を持つ人々がいよいよ困難へと立ち向かいます。木管の16分音符の動きは不安と困難を表現し、金管群は勇気と希望を表現しています。途中にはトランペットのソロで勇気を高らかに歌い上げますがまた困難と不安に直面します。しかし夢は簡単には諦めてはいけないという気持ちが一丸となりとうとう夢が叶い高らかな祝典コラールを奏でます。その後また悲しげなフルートのソロが現れますが夢を持つ人はまた新たな夢を叶えるため立ち向かい曲は最高潮に盛り上がり幕を閉じます。
作曲の段階で『原石』という言葉を基本概念に置きスケッチを行い私の頭の中で漠然と『民族的な音楽』という曲調が思いつき、メインとして流れるコラールはアフリカンコーラスをイメージして作曲しています。その意図が皆様に少しでも伝わればと思います。
(清水 大輔)
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この作品は2004年、昭和音楽大学ウィンドオーケストラの委嘱により同年11月に完成しました。タイトルの『原石の未来』の『原石』とは夢を持ちそれに対して惜しみない努力をしている人達の事を指します。そのような人達の未来には何が待っているのか・・・もちろんこの作品では必ず夢は叶うと言う意味で書いています。
曲は全体の力強い8分音符で始まり、その後民族風なピッコロのソロを挟みリズミカルな伴奏の中でホルンが旋律を高らかに歌い上げます。いったん盛り上がりますがすぐに遮断されフルートの悲しげなソロの後、夢に向かい立ち上がる人へ後押しするような旋律を挟みメインとなるコーラスへと進みます。ここでは木管のみで静かに歌い、ホルンのきっかけにより夢を持つ人々がいよいよ困難へと立ち向かいます。木管の16分音符の動きは不安と困難を表現し、金管群は勇気と希望を表現しています。途中にはトランペットのソロで勇気を高らかに歌い上げますがまた困難と不安に直面します。しかし夢は簡単には諦めてはいけないという気持ちが一丸となりとうとう夢が叶い高らかな祝典コラールを奏でます。その後また悲しげなフルートのソロが現れますが夢を持つ人はまた新たな夢を叶えるため立ち向かい曲は最高潮に盛り上がり幕を閉じます。
作曲の段階で『原石』という言葉を基本概念に置きスケッチを行い私の頭の中で漠然と『民族的な音楽』という曲調が思いつき、メインとして流れるコラールはアフリカンコーラスをイメージして作曲しています。その意図が皆様に少しでも伝わればと思います。
(清水 大輔)