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【レンタル楽譜】「GR」より シンフォニック・セレクション(大編成版)(天野正道)
天野正道 作曲 演奏時間 約18:00 グレード 4+
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【レンタル楽譜】「GR」より シンフォニック・セレクション(大編成版)(天野正道)

天野正道 作曲 演奏時間 約18:00 グレード 4+

曲目解説
この作品は1992年から7年間にわたり制作され、その音楽を天野正道が担当したOVA(オリジナルヴィデオアニメ)「ジャイアントロボ」(原作:横山光輝、監督:今村泰宏、製作:フェニックス・エンタテインメント、バンダイヴィジュアル、発売:アミューズビデオ)のサウンドトラックより、「交響組曲第2番'GR'より」の初演を行った浜松交響吹奏楽団の音楽監督である浅田享のアイデアを基に、作曲者自身が大規模吹奏楽編成用に編曲を行ったものである。
日本における漫画界の重鎮、横山光輝による原作をベースに制作された「ジャイアントロボ」は、当時、映画に匹敵するストーリー性とクオリティの高さでファンを魅了したが、音楽もフル・オーケストラを持ちいたオリジナルスコアを採用し、話題を集めた。紙面の都合上、ストーリーの紹介は出来ないが、横山の世界観の集大成的な側面も持ち合わせる作品であり、興味がお持ちの方は、ぜひOVAをご覧頂きたい。
楽曲はトランペットの抒情的なソロによって始まるが、すぐに雰囲気は一変し、重厚で劇的な音楽となる。その後、ミステリアスな場面を経て不安が最高潮に達した瞬間、感傷的な音楽が合唱を伴って奏される。一転して緊迫感溢れるシーンとなり、スピード感が増していく。やがて木管楽器群が平和的な旋律を奏し、圧倒的なクライマックスへと導かれていく。
なお、当初は「交響組曲」の名前を冠していたが、後に作曲者の意向により削除された。
本作の初演は2001年4月22日、アクトシティー浜松大ホールにおいて行われた浜松交響吹奏楽団第28回定期演奏会において、浅田享指揮、浜松交響吹奏楽団の演奏によって行われた。また、同年度の吹奏楽コンクールにおいて、同楽団が自由曲として演奏し、全国大会で金賞を受賞した。

● 「GR」よりシンフォニック・セレクション(中編成版)はこちら

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