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【サクソフォンとピアノ】秋の穂 刈干切唄による奇想曲 (福田洋介)【販売楽譜】
サクソフォンとピアノ / 福田洋介 作曲 演奏時間 約10:00
4,400円(税込)
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CSP-026
【サクソフォンとピアノ】秋の穂 刈干切唄による奇想曲 (福田洋介)【販売楽譜】

サクソフォンとピアノ / 福田洋介 作曲 演奏時間 約10:00

宮崎に伝わる民謡「刈干切唄」を素材とし、静と動のヴァリエーションを展開する変奏曲です。ソプラノとアルト、2種類のサクソフォーンを持ち替えで使用します。
農の民の身の内深くに秘めたエネルギーを想像しながら演奏してみましょう。


【楽曲解説】
秋に仕上がった穂は透き通った太陽の光を受けてキラキラと輝きます。それらは越冬するために不可欠な食糧と生活の資材となります。神社の建築にも茅葺き屋根の材料としても利用されるのです。
自然が織りなして作り上げたこの美しい金色のみのりが、我々人間の暮らしの中での必需品となります。素朴なのに美しく、また存在感のある姿が連なるだけでも、日本の景色の代表格となるのは不思議なものです。

2013年にピアニスト・片野郁子氏より委嘱を受けて創作。ご自身在住の宮崎に伝わる民謡「刈干切唄」を素材に、ソプラノ/アルトサクソフォンとピアノが織りなす秋の風情をしたためました。
もともとは拍子が定まらない追分風の歌い方によるものですが、サクソフォンの機動性を駆使して、ときにコミカルに、また熱情的に活き活きとした展開、そして流麗なカデンツァを含んだ変奏を加えました。
秋の風情を借りながら、「生きる」事について思索した作品です。ひかり輝くような演奏を期待します。(福田洋介)

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