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アニマ・エテルナ 〜今を生きる即身仏 【木管打7重奏-アンサンブル楽譜】
松下倫士 作曲 演奏時間 約5:00
5,060円(税込)
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CEM-094
アニマ・エテルナ 〜今を生きる即身仏 【木管打7重奏-アンサンブル楽譜】

松下倫士 作曲 演奏時間 約5:00

和の打楽器が効果的に響くサックスアンサンブル。5分間に美しい旋律が詰まった「静」の曲調ですが
中間部は緊張感のあるパーカッションのかけ合いが展開されます。
アニマ(=生命)エテルナ(=永遠)
人々の永遠の救済と安寧を願い、自らの命を捧げた即身仏からインスピレーションを受けた作品です。


【曲目解説】
この作品は鶴岡東高等学校吹奏楽部の委嘱で作曲しました。
山形県鶴岡市には、弘法大師が開山された寺として知られる「湯殿山総本寺 瀧水寺大日坊」が存在します。ここには仏門に一生を捧げた “代受苦菩薩真如海上人”の即身仏が安置されており、毎年沢山の方が訪れています。
真如海上人は山形県朝日村の出身で、山から伐採した木をソリでおろす、ソリ引きの仕事をしていましたが、ある日、3人の子どもに頼まれてソリに乗せてあげたところ、事故で1人が亡くなってしまいました。それで「私は一生この子を弔っていきます」と誓い、大日坊に入門したそうです。
この作品はそういった真如海上人の人生、そして荒行を経て即身仏になり、今でも尚祈り続けている姿を表現しています。
顧問の森木茂先生と一緒に大日坊に伺い、住職からお話をお聞きし、そして即身仏とも実際にご対面しました。言葉ではうまく表せませんが、あの特別な空気感を今でもよく覚えています。
演奏する際は場面のメリハリをつけ、そして様々な思いを馳せながら、演奏していただけると嬉しいです。
(松下倫士)

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