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【木管5重奏】日本のメロディーによる3つのエチュード 〜木管五重奏のために〜 (川辺 真)【アンサンブル楽譜】
川辺 真 作曲 演奏時間 約13:00(曲間含む)
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CEM-070
【木管5重奏】日本のメロディーによる3つのエチュード 〜木管五重奏のために〜 (川辺 真)【アンサンブル楽譜】

川辺 真 作曲 演奏時間 約13:00(曲間含む)

【曲目解説】
「日本のメロディー」とは、我々が子供のころよく聞いていた「わらべ歌」に代表されるなつかしいメロディーのことです。ここではメロディーをそのまま引用するとか、そのままの形で編曲するということではなく、それらの持つもっとも日本的な一節を取り出し、自作のメロディーの中にそのモティーフを組み込むという方法を通して作曲しました。(第2楽章だけは昔から伝わる「子守唄」を忠実に再現しています。)
ですから、わらべ唄のモティーフを素材にした新しいメロディーと言った方が良いのかもしれません。

3楽章からなる曲は、それぞれ『神社の境内で遊ぶ子供たち』(第1楽章)、『子守歌』(第2楽章)、『祭り』(第3楽章)と副題をつけました。いずれの曲も我々の日常の見慣れた風景をもとにした曲です。

メロディーにはいろいろな色があり顔があります。ある時には静かな思考的な、ある時はとても可愛い表情を、またある時は感情むきだしの激しい顔を、など、ここでは3つのメロディーの持つ様々な顔を5つの楽器に託して和の心を表現してみました。5つの木管楽器の奏でるソロとハーモニーの響きが、それぞれのメロディーの個性をより際立たせてくれるとしたら、作曲者としてそれにまさるものはありません。

演奏にあたっては、なによりも「間」の感覚を大切にしてください。もちろん曲には拍子がありテンポもあります、ただ多くの部分で一定のテンポをキープすることよりもメロディーの中にある日本人としての「唄の間」を優先することにより、それぞれのメロディーが生き生きしてくるはずです。アンサンブルを通して各人が「間」の感覚を共有することが出来れば、それがこのメロディーの最高の表現と信じています。(川辺 真)

【編成】
Flute
Oboe
Clarinet in Bb
Horn in F
Bassoon
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