CSS-1230
【スタディスコア】 五行相剋
天野正道 作曲
演奏時間 約10:00
グレード:4+
【スタディスコア】とはレンタル楽譜のスコアのみを販売するものです。
作品をより深く理解するための楽曲研究に、またレンタル楽譜を申込む前にスコアをみて確かめたい方にお役立て頂けます。
演奏の際はレンタル楽譜のお申込みページからレンタル契約の上ご利用下さい。
※スタディスコアは閲覧および楽曲研究を目的としておりますので、スタディスコアを使用しての演奏(電子オルガン含む)、編曲など実演目的でのご利用は固くお断りしております。何卒ご理解の程お願い申し上げます。
演奏の際はレンタル契約が必要です。
レンタル楽譜のお申し込みはこちらよりお願いします。
曲目解説
多くの解説では
〜五行の相性が良い関係を「相性(そうしょう)」、相性が悪い関係を「相剋」〜
と、書いていますが、実は一概にそうとも言えません。
まず、五行とは色々な分野の背景にある相互作用、性質、周期などを解説する概念で、木、火、土、金、水、で表されます。
例えば、季節(木=春、火=夏、土=季節の変わり目、金=秋、水=冬)に呼応したり、方角(順番に東、南、中央、西、北)を表したり、目で見ることの出来る惑星、すなはち、水星、金星、火星、木星、土星、に呼応しています。
その他、内蔵では、肝、心、脾、肺、腎、感情では、喜、楽、怨、怒、哀、等々森羅万障に呼応しています。
一般的に陽の関係を「相生」、陰の関係を「相剋」と呼んでいて「相生」は順当な良い関係「相剋」は悪い関係と安易に解釈している書物が多々あります。しかしながら実は相剋の中にも相生があり、相生の中にも相剋があるのです。ですから一概に相生が良い関係で、相剋が悪い関係とは言えないのです。この件に関して説明するとなると数冊の書物ができあがってしまいます。多分、ネットでも調べていくと、表面的な事柄だけで無く深く掘り下げているサイトがあるかも知れません。
何故今回曲名を「五行相生」ではなく「五行相剋」にしたかと言いますと、敢えて「相剋」することによって、ある意味「相生」よりも結果が良くなる、という概念に基づいているからです。
この曲はお解りの通り、5度音程が重要なモティーフとなっております。
また、構成も intro ― Allegroの主部 ― スローな中間部 ― Allegroの再現部 ― 歌い挙げるエンディング、という5つのブロックで構成されています。これらの各ブロックは単に「相生」しているのでは無く「相剋」しているからこそ、それぞれの部分が有機的結合をして、お互いを補完し合ってなりたっているのです。
また、編成もフルートセクション、リードセクション、金管セクション、打楽器セクション、弦楽器セクション、と5つに分かれています。まぁ、編成に関してはこじつけですが(笑) (天野正道)
この商品を購入する
作品をより深く理解するための楽曲研究に、またレンタル楽譜を申込む前にスコアをみて確かめたい方にお役立て頂けます。
演奏の際はレンタル楽譜のお申込みページからレンタル契約の上ご利用下さい。
※スタディスコアは閲覧および楽曲研究を目的としておりますので、スタディスコアを使用しての演奏(電子オルガン含む)、編曲など実演目的でのご利用は固くお断りしております。何卒ご理解の程お願い申し上げます。
演奏の際はレンタル契約が必要です。
レンタル楽譜のお申し込みはこちらよりお願いします。
曲目解説
多くの解説では
〜五行の相性が良い関係を「相性(そうしょう)」、相性が悪い関係を「相剋」〜
と、書いていますが、実は一概にそうとも言えません。
まず、五行とは色々な分野の背景にある相互作用、性質、周期などを解説する概念で、木、火、土、金、水、で表されます。
例えば、季節(木=春、火=夏、土=季節の変わり目、金=秋、水=冬)に呼応したり、方角(順番に東、南、中央、西、北)を表したり、目で見ることの出来る惑星、すなはち、水星、金星、火星、木星、土星、に呼応しています。
その他、内蔵では、肝、心、脾、肺、腎、感情では、喜、楽、怨、怒、哀、等々森羅万障に呼応しています。
一般的に陽の関係を「相生」、陰の関係を「相剋」と呼んでいて「相生」は順当な良い関係「相剋」は悪い関係と安易に解釈している書物が多々あります。しかしながら実は相剋の中にも相生があり、相生の中にも相剋があるのです。ですから一概に相生が良い関係で、相剋が悪い関係とは言えないのです。この件に関して説明するとなると数冊の書物ができあがってしまいます。多分、ネットでも調べていくと、表面的な事柄だけで無く深く掘り下げているサイトがあるかも知れません。
何故今回曲名を「五行相生」ではなく「五行相剋」にしたかと言いますと、敢えて「相剋」することによって、ある意味「相生」よりも結果が良くなる、という概念に基づいているからです。
この曲はお解りの通り、5度音程が重要なモティーフとなっております。
また、構成も intro ― Allegroの主部 ― スローな中間部 ― Allegroの再現部 ― 歌い挙げるエンディング、という5つのブロックで構成されています。これらの各ブロックは単に「相生」しているのでは無く「相剋」しているからこそ、それぞれの部分が有機的結合をして、お互いを補完し合ってなりたっているのです。
また、編成もフルートセクション、リードセクション、金管セクション、打楽器セクション、弦楽器セクション、と5つに分かれています。まぁ、編成に関してはこじつけですが(笑) (天野正道)