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【スタディスコア】 ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ
天野正道 作曲
演奏時間 約13:00
グレード:4+
指揮者・大井剛史が作曲家をゲストにリモートトークを繰り広げるネット番組「Talk Live! with composer」。2021年1月30日の放送では天野正道氏をゲストに「ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ」についてトークします。是非スタディスコアを手元で広げてご視聴ください!
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愛をテーマに書かれた天野正道の代表作
この作品は創価グロリア吹奏楽団と同楽団指揮者の佐川聖二より委嘱されたもので、2003年2月9日、東京芸術劇場大ホールで行われた創価グロリア吹奏楽団第17回定期演奏会において、佐川聖二の指揮、同楽団の演奏で初演された。作曲者は初演時のプログラムノートに、この作品について次のように述べている。
「創価グロリア吹奏楽団の指揮者である佐川さんは、同郷の大先輩で私が音楽を始めるきっかけを作ってくださった恩人でもあります。その佐川さんの人生のテーマと言えるべき『愛』、今回の委嘱を受ける際に佐川さんからの注文はこの『愛』でした。人類愛、親子の愛、男女の愛、屈折した愛、普遍的な愛、などなど『愛』には色々な形があるのでしょう。その、それぞれの愛のかたちが万華鏡のごとく変化する事もあるのかもしれません。
この曲はそういった『愛の形』をテーマにして書いた曲です。曲の雰囲気も万華鏡のように変化していく様に構成されています。」
この解説の通り、楽曲は幻想的な雰囲気に支配され、その中で「愛」の形を表した多様な旋律が移り変わるように登場する。それは変容したものもあり、全く異なったものもあり、正に題名の通り「それぞれの愛のかたちは万華鏡のごとく移り変わる」様な姿を見せるのである。