美しく抒情的な旋律を随所に取り入れたコンクールカット版
ラフマニノフの魅力を凝縮、美しさの極みを是非堪能してください

アレンジはラフマニノフならではの美しく抒情的な旋律を随所に取り入れ、原曲のオーケストラのサウンドを活かした吹奏楽編曲となっています。

第3楽章「アダージョ」
ラフマニノフ作品の美しさの極みとも言える楽章です。冒頭でこの楽章の主題が提示されると、美しいクラリネット独奏を経て木管楽器が旋律を歌い上げます。その後トゥッティでクライマックスを築き、最後は第1楽章のモティーフも重なって静かに消えゆくように曲を閉じます。

第4楽章「アレグロ・ヴィヴァーチェ」
ソナタ形式のこの楽章は、前楽章とは一転して緊迫感のある3連符で開始されます。第1主題は破竹の勢いで進み、第2主題では弦セクションを髣髴とさせる木管楽器によって美しい旋律が奏でられます。先行楽章のモティーフを随所に含みながら展開し、コーダでは再現部の第2主題の後に金管楽器が壮大にコラールを奏して、最後は再びテンポを速めてエネルギッシュに曲を閉じます。

■この楽譜にいただくお問い合わせ
楽譜は2009年に文教大学がコンクール全国大会で演奏したコンクールカット版です。
2010年に仙台市立八軒中学校が全国大会で演奏した第3楽章は、弊社でレンタルしている楽譜をベースにさらに編曲者によってアレンジされ、第1楽章も組み込まれており別の作品となっています（未出版）。
全曲版はありませんか? というお問い合わせも多く受けておりますが、弊社では用意がございません。




※この商品にはシステム利用料（1曲あたり税込550円）が含まれています。