サキソフォーン原博巳 レコーディングレポート

9月15~17日、サキソフォーン奏者・原博巳の3rdアルバム「レシタティーヴォ・ファンタジア」のレコーディングが埼玉県秩父ミューズパーク音楽堂で行われました。

今回はセザール・フランクの重厚で構成美をそなえた「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調」をメインとして、フランスの作品を中心としたアルバムです。
大作から小品まで充実した内容で、「森の静けさ」「PCF」とはまた違った雰囲気も魅力の一つ。

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ピアニストには野原みどり氏、チューバ奏者の橋本晋哉氏、オンド・マルトノ奏者の久保智美氏と、共演者も豪華な顔ぶれです。
特に、サックスとチューバ、オンド・マルトノが使用されている「ファレーズ(鈴木純明作曲)」は異色な3重奏。このアルバムでしか聴けない、貴重な作品です。
皆さんはオンド・マルトノという楽器をご存知でしょうか?

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今回レコーディングした「レシタティーヴォ・ファンタジア」は12月16日(水)発売予定。2作目の「PCF」から5年の年月が経ち、さらに深みを増した原博巳の世界を存分に発揮したアルバムにご期待下さい。

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