Archive for 3月, 2020

  • 東海大札幌高&高輪台高、2タイトルリリース!

    Date: 2020.03.18 | Category: NEWS! | Response: 0

    「東海大学付属札幌高校」と「東海大学付属高輪台高校」、姉妹校2校のアルバムを3月18日同日リリース!

    両校とも全国大会を沸かせる名門バンドですが、その個性は驚くほど異なります。骨太で地に足のついた札幌サウンド、若さ溢れるエネルギッシュな高輪台サウンド。それぞれの魅力をご紹介したいと思います!

    シンフォニエッタ第3番「響きの森」
    東海大学付属札幌高等学校吹奏楽部(CACG-0293)



    2年振りのリリースとなる東海大学付属札幌高校吹奏楽部のアルバム。2019年6月、札幌の新ホール「札幌文化芸術劇場hitaru」でのライブ録音。秋の全国大会で金賞受賞した「響きの森」をメインに、OG堺日和のフルートソロ、岩井直溥のポップスなど充実の内容で聴きごたえ十分!

    モーツァルト「フルート協奏曲」独奏の堺日和は、東海大札幌高(当時は四高)在学中にもソロを披露、当社CD「陽が昇るとき」(CACG-0225)に収録しております。その後東京藝術大学に進学、春からは院に進まれるとの事で将来を嘱望されるフルーティストの一人です!

    メイン曲の福島弘和「響きの森」は、一昨年に姉妹校の高輪台高の委嘱で作曲、全国大会で金賞受賞。その翌年となる今回のライブ、同じ東海大の名を冠する両校の演奏ですが、聴き比べてみると個性の違いが歴然。堂々とした風格を湛える札幌の演奏には舌を巻きます。(昨年の東海大高輪台高校の演奏を収録したアルバム「スパイラル・ミレニアム」も好評発売中です!)

    後半のポップスステージは、その大半を岩井直溥編曲作品で占めたプログラム。ラテンの血を感じるキャリオカ、スウィングのノリが気持ち良いベニー・グッドマンなど、東海大札幌高校は日本の吹奏楽ポップスの礎を築いた岩井作品の魅力を余すところなく伝えています。隅々まで充実の1枚です!

    スパイラル・ヴィヴィッド
    東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部(CACG-0297)



    シリーズ17作目となる東海大高輪台高校「スパイラル」シリーズ。3年連続福島弘和への委嘱となった「アニマ メア ルーチェ」を中心に、石毛里佳と近藤悠介の新作も。定期ライブとセッション録音による11曲!

    「交響的狂詩曲」「響きの森」と福島弘和委嘱作が続いた東海大高輪台、2019年は「アニマ メア ルーチェ」。ラテン語で「魂は輝く」といった意味の曲名で、まさに同校の明るく輝かしいサウンドにピッタリ。全国大会の熱演を思い出させる定期ライブで収録しました。今春当社より楽譜レンタル開始予定!

    毎年、石毛里佳の新作を演奏する東海大高輪台高、今年はアイリッシュなリズムが印象的な「アローレイ・ステップス」。課題曲の縁で新作を委嘱する事となった近藤悠介「Voyage~蒼海への旅~」は米吹奏楽曲を思わせるシンプルで爽やかな作品です!

    石毛里佳「アローレイ・ステップス

    近藤悠介「Voyage ~蒼海への旅~

    今回の高輪台高新譜では初めての試みとして、曲解説の代わりに畠田先生、島川先生へのインタビューを掲載。収録曲にまつわる思い出話を聞かせて頂きました。音楽が本当に好きで、心から生徒を愛する先生の人柄が伝わってくる内容となりました!

    同じ東海大学付属高校とはいえ、異なる個性で吹奏楽ファンから愛される両校のアルバムを、どうぞお楽しみください!