ドブリーデン!
本日の記事は、3月にレンタル開始となる新譜のご紹介です。
その作品は、こちら!
※上記リンク先、レンタル価格の表示はお得な2曲同時レンタルの場合です。第2曲と第5曲を別々にレンタルすることも出来ます。
「チェコ組曲」作品39より II.ポルカ
「チェコ組曲」作品39より V.フィナーレ(フリアント)
というわけで、冒頭の「ドブリーデン!」は、チェコ語で「こんにちは!」という挨拶でした。
コミックからアニメ化・実写ドラマ化・映画化までされ、大ヒットした「のだめカンタービレ」をご存知の方も多いと思いますが、このドヴォルザークの「チェコ組曲」はドラマの音楽としてとても印象的に用いられていました。音を聴けば、「あぁ、あれが!」と思って頂けると思います。
ドヴォルザークのチェコ組曲は、もともと5つの民族舞曲からなっています。
I.前奏曲
II.ポルカ
III.メヌエット(ソウセツカー)
IV.ロマンス
V.フィナーレ(フリアント)
このような感じですね。
舞曲について考える時、リズムやテンポから掴んでいくというのは一つの方法だと思います。ポルカは速めの2拍子、フリアントは記譜は3拍子ですが、実際には2拍子と3拍子が入り混じった変則的なリズムとなっています。
また、チェコという国のあるところ、歴史的背景などにも少し目を向けてみましょう。
チェコは中欧もしくは東欧と呼ばれることもあり、いわゆるヨーロッパのセントラルとは一味違う、土地の文化を色濃く残したところです。
この「ポルカ」「フリアント」についても、セントラルルーツの音楽スタイルではどうも割り切れない、分かりにくいリズムやアクセント、イントネーションに出会うこともあるでしょう。
もともとが舞曲なので、踊るときのステップと音楽とはとても密接な繋がりがあります。
「この不思議なリズムは、この舞曲に特有のステップ・動きに由来するもの」と考えて頂くと、演奏者一人一人がよりスムーズに曲を受け入れることが出来るのではないしょうか。
バレエの経験がある方、バレエに詳しいお知り合いのいる方は、それぞれの舞踊について、少しでも動きやステップが分かるといいですね! 民族衣装などの写真を1~2枚見てみるだけでも、イメージが変わってくると思いますよ。
少し余談になりますが、チェコという国をイメージする時、どんなことが思い浮かびますか?
プラハの建築、中世の街並み。
スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクなどの音楽家、
ミュシャ、クプカなどの美術家、作家のカフカなど、数々の著名な芸術家を生みだしていること。
スラヴォニックな弦楽器の響きはユニークで素晴らしく、金管楽器も良い楽器、良い奏者に恵まれている。
ホップの一大産地で、ピルスナービールの本場!
ボヘミアングラス工芸やビーズ、宝石のガーネット、操り人形のマリオネットなども有名です。
少しずつ、チェコに関して知っていることや好きなところを増やして、距離を縮めてみましょう。きっと、生きている人の息遣いや存在感を、音楽からも感じられるようになってくると思いますよ♪
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CAFUAセレクション2014 吹奏楽コンクール自由曲選 「PN/チェコ組曲」
演奏:海上自衛隊東京音楽隊
CACG-0214
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最後までお読み頂きありがとうございます♪
次回もどうぞ、お楽しみに!
楽譜事業部
高橋