2015年、最初のリリースは2タイトル同時発売!

本日、光ヶ丘女子高等学校吹奏楽部、昭和ウインド・シンフォニー(昭和音楽大学)の最新作がリリースとなりました。

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「R.シュトラウス : 「ばらの騎士」組曲」

演奏/光ヶ丘女子高等学校吹奏楽部

客演指揮/仲田 守  指揮/日野謙太郎、香川康之

定価2,667円(税抜)  CACG-0226


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「J.マッキー : フローズン・カテドラル」

演奏/昭和ウインド・シンフォニー(昭和音楽大学)

指揮/ユージーン・コーポロン、福本信太郎

定価2,667円(税抜)  CACG-0227


全国大会常連校、光ヶ丘女子の2ndアルバムが完成です。今回も光ヶ丘ならではの選曲で楽しませてくれます。


2013年度の吹奏楽コンクール全国大会で演奏された田村文生氏の「サンタ・カテリーナ」は、全国大会後に演奏された完全版でのお届け。光ヶ丘女子高校創立50周年記念としての委嘱作品で、聖カタリナが夢の中でキリストに出会い、その生涯を追体験したという実話が題材となっています。

タイトル曲の「ばら騎士」は、冒頭からシュトラウスの壮大で甘美なメロディーが一気に引き込みます。もちろん演奏も抜群。昨年の定期演奏会で披露されました。


リンドロスの「パッセージ」は日本初演、名曲「トッカータ・マルツィアーレ」に「舞楽」、光田健一氏の「マイ・トレジャー」等、意欲的なプログラム。

その中でもスミスの「華麗なる舞曲」は光ヶ丘としては意外な選曲とも言えますが、全国大会等で耳にするサウンドとはまた違った新鮮さが心地良いです。

全国のトップバンドでも女子校は多いですが、特に “骨太” で “艶やかさ” があるのが光ヶ丘だと思います。そんな光サウンドと華やかで充実した選曲を是非お楽しみ下さい。


そして、もう1作。

こちらは14作目にもなります。コーポロン×昭和音大の最新作、「フローズン・カテドラル」。

タイトル曲のマッキーの新作「フローズン・カテドラル」は、「凍れる大聖堂」の意。氷を連想させるような冷たく煌めく打楽器群の中に、管楽器がコラールを奏でていきます。客席内の2階席・3階席でもパーカッションが演奏され、あらゆるところから音が鳴り響きこだまする、音響効果の高い作品となりました。

その他にも大曲が多いマスランカとしては珍しい約11分の作品「レクイエム」、昨年も取り上げられたドアティの新作「ビザロ」等、昭和音大がよく取り上げる作曲家は十分なまでの楽曲の良さが出ています。

さらに後藤洋氏のシューベルトの「魔王」を題材とした作品も秀逸。緊張感ある音の流れや緻密な構成はさすがです。


今回はアンコールを含むライブの全曲を収録。そのうち、なんと日本初演が5曲!芸術としての“吹奏楽”が存分に堪能できる一枚です。

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