こんにちは。本日は、ちょっと珍しい編成のアンサンブルをご紹介します。
CEM-036
光の種 / 長生淳(Flute, Oboe, Clarinet, Horn, Bassoon, Harp)
定価5,880円(税込)
一般的な木管5重奏に、ハープが加わった6重奏となっています。しかし、ハープという楽器は皆さんもご存じの通りとても存在感のある楽器ですので、木5にハープを加えたというよりは、ハープが他の楽器と同等かそれ以上に重要なパートを演じていると捉えた方が良いでしょう。
詳細ページでは作曲者長生氏の言葉をそのままに掲載しておりますが、そちらにもある通り『広い宇宙の中で出会えたことの奇跡、その奇跡が人生を輝かせてくれることへの感謝』が、全曲を通じたテーマとして貫かれています。
音同士がやや離して(乖離して、音域を広く使って)書かれていますので、宇宙のような広がりと、同時に「広がりの中にただ浮いているようでも、実はもれなく影響しあい繋がっている」音と音、楽器と楽器、全て、全方位の関係性を感じることが出来ます。
『宇宙と奇跡と感謝』がこの作品のキーワードと言ってもいいかもしれません。広大で少し不思議な感じがするけれど、どこか温かさも感じられるのはそのせいではないでしょうか。
現在までにこの作品を録音収録したCDなどは発売されておりませんが、CAFUAアンサンブルフェア2012を実施中の楽器店では店頭試聴用の参考音源をご用意しております。
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お近くの方はぜひ、足を運んでみて下さいね。
楽譜事業部 高橋