こんにちは♪
今年の吹奏楽コンクール全国大会で演奏された作品を紹介してきたこのコーナー、最終回の本日は新作と今後取り扱い予定となる作品をご紹介して参ります!
まずはこちらから!
『ミュージカル「レ・ミゼラブル」より』
C.M.シェーンベルク作曲、福島弘和編曲
演奏時間:約12分半、販売価格:12,000円(税別)
全国大会では、春日部共栄高等学校さんが演奏されました。
今月1日に発売したばかりの新譜ですが、大変なご好評を頂き、誠にありがとうございます。
この楽譜は福島氏が春日部共栄高等学校から編曲の委嘱を受けてアレンジしたもので、ミュージカルのストーリーに沿い、「レミゼ」の世界観を鮮やかに再現する6曲を集めています。
-構成曲-
1.プロローグ”Prologue”
2.一日の終わりに”The End of the Day”
3.オン・マイ・オウン”On My Own”
4.心は愛に溢れて”A Heart Full of Love”
5.最後の戦い”The Final Battle”
6.ワン・デイ・モア”On Day More”
それぞれの曲は切れ目なく、続けて演奏されます。
ミュージカルの印象を大切にしながらも、吹奏楽にあったアレンジを施し、とても華やかで幅のある音楽に仕上がっています。
オリジナルの音源を探される際は、映画よりもミュージカルのものが近いということですので、10周年や25周年の記念公演のものをぜひ参考になさって下さい。
今年4月の春日部共栄中学高等学校吹奏楽部の定期演奏会を収めたこちらのCDも、好評発売中です!
「レ・ミゼラブル」
指揮:都賀城太郎
演奏:春日部共栄中学高等学校吹奏楽部
続いては、今後お取り扱い予定の作品のご紹介です。
「サンタ・カテリーナ」/ 田村文生
レンタル取扱予定、価格等未定
光ヶ丘女子高等学校さんが演奏された作品です。
「聖カテリーナ」はキリスト教の聖人で、田村氏が初めて宗教的題材を用いて作曲した作品となります。
作曲の手法で、あるワードを音名に置き換えたり抜き出したりして、その音群を楽曲中にモチーフとして用いるという方法があるのですが、この「サンタ・カテリーナ」ではその手法が複数個所で使われています。
もとになったワードは…
Jesus Christ>>ESCH
Caterina>>CAE
Gabriel>>GABE
Nasare>>AS,Re
…などであるということですので、ご興味のある方は是非音源を聴きながらこれらのモチーフを探してみて下さい!
最後はこちら!
「白磁の月の輝宮夜」/ 樽屋雅徳
レンタル取扱予定、価格等未定
全国大会では、幕張総合高等学校さんが演奏されました。
幕張総合高等学校の委嘱による新作。「和風の作品を」とのオーダーを受け、日本人なら誰もが知る「かぐや姫」の伝説を題材とすることにしました。
「和」の世界を作るため、篠笛や筝の琴、和楽器の太鼓などをイメージしたサウンドを用いています。
樽屋作品でこれほど和風の世界観を持つ楽曲は他になく、新たなレパートリーとして注目していきたい作品です。
以上、全5回シリーズで、今年の全日本吹奏楽コンクール全国大会で演奏されたCAFUA取り扱い作品のご紹介をして参りました。
CAFUAミュージックライブラリーでは、今回ご紹介した作品のほかにも、コンクールやコンサートにお勧めの作品を多数取り揃えております。新譜も続々追加予定!
今後も折に触れてこちらのブログでご紹介して参りますので、どうぞご期待下さい!