ヤマハ吹奏楽団が贈るコンチェルト集

「ヤマハ吹奏楽団 コンチェルト集」が発売となりました。

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「ヤマハ吹奏楽団 コンチェルト集」
演奏:ヤマハ吹奏楽団 指揮:加養浩幸
ソリスト:松崎 裕(Hr.)、O・マーフィー(Sax.)、 D・フォルミザーノ(Fl.)、 P・メルケロ(Tp.)、 外囿祥一郎(Euph.)
定価2,800円(税込) CACG-0146

昨年の8月1日に行われた、浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルのソロコンサートのライブディスクです。
世界で活躍する一流プレーヤーに、日本吹奏楽界屈指の指揮者・加養浩幸、そして演奏は創立50周年を迎えますますその活動の幅を広げるヤマハ吹奏楽団。まさに夢の共演と言える貴重な作品です。

冒頭を飾るのは、NHK交響楽団首席奏者の松崎裕。これぞホルンと言わんばかりの柔らかく美しい音色で、モーツァルトのホルンコンチェルトを端麗に歌い上げます。
続いて、昨年ジャパンツアーも行った若手サックス奏者オーティス・マーフィーが難曲として名高いスミスの「ファンタジア」を披露。楽曲の持つ繊細さと力強さを、サックスのソロでさらに引き立てています。
「カルメン幻想曲」は、フォルザミーノのフルートに圧巻の一言。これまで聴いたことのない太くも美しい音色が魅力で、超絶技巧も難なくこなします。
モントリオール交響楽団首席トランペット奏者のポール・メルケロは、トランペット協奏曲の中でも特に有名なアルチュニアンの協奏曲を演奏。堂々たるなかにも繊細な表現力が垣間見え、味わい深い演奏です。
最後は日本が誇る世界のユーフォニアム奏者・外囿祥一郎。エレビーの「ユーフォニアム協奏曲」を完璧に演奏し、ラストを飾ります。技術は勿論のこと、歌心溢れる表現で魅了します。

ソリストを引き立たせるヤマハ吹奏楽団の素晴らしい演奏とそれをまとめあげる加養浩幸の指揮で起こる化学反応。
これ以上無い貴重なコンサートのCD化が実現しました。
是非、この奇跡の演奏を体感してみてください。



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